「エルメス」のドキュメンタリー映画 / 原発20キロ圏内の犬、猫、そして牛、豚、馬—- / ヒカリエ・ライフスタイルとシンクス・雑貨 / 「猫弁」語録

「エルメス」のドキュメンタリー映画

パリのエルメスを支える職人たちの仕事ぶり、たたずまい、人となりを紹介するドキュメンタリー映画「ハート&クラフト」が、期間限定で一般公開される! パリ、アルデンヌ、リヨン、ロレーヌ—-フランスにある4つのエルメスの工房に働く皮革製品やシルク製品を製作する職人の手の技、情熱、プライドを、美しい映像とともに紹介するもの。ブランド・プロモーションフィルムの域を超えた一級のドキュメンタリー映画として評価されている。ものづくり、ブランドビジネスに携わる人、必見。
「ハート&クラフト(原題:LES MAINS D’HERMES)」
2011年 フランス映画 製作:エルメス 監督:フレデリック・ラフォン イザベル・デュピュイ=シャヴァナ
上映館◇オーディトリウム渋谷 期間◇6月2日(土)~15日(金)午後5時45分より(2週間限定、1日1回上映

原発20キロ圏内の犬、猫、そして牛、豚、馬—-

今、福島第一原発20㌔圏内に住む人はいない。3.11以後、住民はすべて避難あるいは強制退避させられ、1年以上たった現在もなお家に戻る目途すら立たない状況に置かれている。そんな無人の土地だが、そこに生きる動物がいる!マスコミは取り上げず、役所も手をこまねいているが、取り残されたペット、打ち捨てられた家畜がまだ、僅かに命をつないでい

ヒカリエ・ライフスタイルとシンクス・雑貨

渋谷ヒカリエが人気だ。4月26日のオープン以来、連日終日混雑行列が続いている。商業施設+ミュージカル劇場+ギャラリーやアトリエ+公共施設の集積で、都市生活の新しい価値を創造し、発信するヒカリエ。その商業施設であるシンクスは、大人の女性のためのショッピングゾーンというコンセプトで、日本初とか東京で唯一とかのブランドやショップを数多く集める。地下3階~地上5階の8フロアは、フード、ビューティ、ファッション、ライフスタイルと区分けされている。                               従来の百貨店とも、ファッションビルとも異なる構成で、年齢とかターゲットとかアイテム毎に区切ったフロアやゾーニングではなく、(まだ十分とは言えないが)ライフスタイル提案型のフロア&ゾーニングを指向している。そして、そのライフスタイル提案を具体的に演出しているのが雑貨アイテム。靴・バッグ・アクセサリーなどの専門売場も多いが、どのファッション売場も相当量の雑貨を扱っている。さらに、インテリア雑貨、キッチン雑貨、和雑貨、ビューティ雑貨、ナチュラルフード雑貨、スポーツ雑貨などなど、雑貨ショップのオンパレードであり、雑貨が集客のマグネットになっている感が強い。                                          徒蔵、モノマチ、2k540、といった東東京のファッションゾーン=雑貨ゾーンといった状況を重ね合わせると、渋谷のヒカリは浅草のものづくりの光明にも繋がりそうである。

「猫弁」語録

4月にテレビで放映されていたドラマ「猫弁~死体の身代金~」は、葬儀場から遺体が霊柩車と共に盗まれるという意表をついた設定と、それを解決する東大主席卒業の天才、だけど30回連続お見合い失敗中の弁護士とその隣人たちのドタバタぶりが楽しいミステリーコメディだった。(視聴率12.6%)
が、本筋の物語以上に興味を引かれたのは事件の舞台と背景が、大手靴メーカーとその経営相続のもつれ、という点。IT企業顔負けの豪華本社ビルとか、まるでありえない舞台設定なのだが、時に”ちょっと好いセリフ”もあったりして。そんなセリフの一部を、原作の小説「猫弁」(大山淳子著/講談社文庫)から。

「靴を見れば、その人間のことはたいがいわかる」
「靴だけは金を惜しむな」
「靴が足に合わんと、人生がしっかりせん」
「靴が人を幸せにすると信じている母とかぶって(店の名前を、シンデレラシューズにしたんだ)」
「明治以降、草履からあわてて靴に履き替えた日本人は、靴の履き方を知らなかった。知らずに足に合わない靴を履き続け、その居心地の悪さが人を戦争に向かわせた—」