入居者情報

SUUE SUUE(スースー)*2026年入居

Profile

須川 知加子
ミセスブランドのVMD、メンズ雑誌公式ECサイトの運営、バイヤー、オリジナル商品の企画開発を経て、2026年に独立。同年、ブランド〈SUUE SUUE〉をスタート。
ファッション業界での経験を背景に、既存の枠組みにとらわれない視点から、“どんな日常にも重ねて楽しめる服”を提案。日々の装いに新たなレイヤーを加えるアイテムを展開している。

この仕事に入ったきっかけ

幼少期から服が好きで、装いによって少し自分が変わるような感覚に魅力を感じ、自然とファッションの道を志しました。
専門学校卒業後、VMDや企画などさまざまなポジションを経験しながらファッションの仕事に携わるなかで、自ら企画した商品がお客様に受け入れられ喜ばれることに深い喜びを感じ、服づくりへの思いをより一層深めてきました。長年仕事をする中で、トレンドだけでなく、お客様のニーズや見せ方まで含めて設計することで、ものづくりはしっかりと伝わるという実感を得ました。
ファッションは自己表現であると同時に、その人の個性を引き出し、少し前向きにしてくれる存在でもあると考えています。日常に寄り添いながら、そんな役割を持つ服を提案しています。

起業した理由

30代女性のライフステージの変化の中で、「着たいブランドや着られるブランドが見つからない」という自身や周囲の実体験から、何かできることがあるのではないかと考えるようになりました。
もともと“デニム+スカート”や“Tシャツ+ワンピース”のように、手持ちの服を重ねて楽しむスタイルを好んでいたこともあり、今ある服と組み合わせることを前提とした、“少し見栄を張れる”服があれば、より自由にファッションを楽しめるのではないかと考え、〈SUUE SUUE〉を立ち上げました。
また、会社員時代に収益のみを追求する事業形態に疑問を感じた経験から、売上だけでなく、関わるすべての人の満足度を大切にするものづくりを続けたいと考えています。現在は浅草ものづくり工房を拠点に活動し、今後はさまざまなチームと連携しながら制作の幅を広げていく予定です。

なぜ今、浅草にいるのですか?

実家が足立区にあり、子どもの頃から浅草は家族や友人とよく訪れていた憧れの場所でした。もともとお祭りが多く賑やかな街の雰囲気に惹かれ、浅草へ移り住みました。
浅草はチェーン店が少なく、さまざまな業種の個人店が今も継続して営まれている点に、街としての強さを感じています。また、本来であれば接点のない下町の暮らしと海外からの観光客が交差する、独特の開かれた環境も魅力的です。
日々の中でさまざまな人や文化が交わるこの場所で、ものづくりに向き合っていきたいと考え、浅草を拠点に選びました。
また個人的には、浅草寺の裏手や近所の公園に朝夕集まる柴犬たちの存在にも、日々癒されています。

死ぬまでに作りたい!あなたの逸品を教えてください

「どんなかたちでも手元に残り続けるアイテム」をつくりたいと考えています。
長く着用する中で着られなくなった洋服も、バッグやポーチへと形を変え、思い出とともに手元に残り続けていく。〈SUUE SUUE〉は、そうした循環を実現できるものづくりを目指し、活動を続けていきます。