3年間の入居期間を終え、今年の春、4組の作家が浅草ものづくり工房を卒業しました。
それぞれ分野も、性格も、ものづくりのスタイルもまったく違う4人でしたが、共通していたのは「自分の作るものを信じて、作り続けている人たち」だったということです。
手縫いにこだわり、日々の暮らしに寄り添うものを作り続けたamenez-moi!の勅使河原さん。職人気質でありながら、とても穏やかでやさしい空気を持っていて、工房の中では自然と人が集まるような存在でした。ファッションセンスも抜群で、その佇まいや生き方そのものが作品に表れているような方でした。
一方、ditoの増渕さんは、いわゆる“靴オタク”の超職人。木型から製靴までを自分の手で行い、靴の構造や革の話を本当に楽しそうに話す姿がとても印象的でした。履き込むほどに美しくなり、修理をしながら長く履き続ける靴を作りたいという考え方は、これからの時代のものづくりの一つの形だと思います。
Tommeliseの田中さんは、モデル、デザイナー、そして職人という少し珍しい経歴の持ち主。でもお話していると、肩書きよりも「作り手」という言葉が一番似合う人だと感じます。いつも真剣に、どうしたらもっと良くなるかを考え、一生懸命手を動かし、新しい技術にも果敢に挑戦していく。そのまっすぐな姿がとても印象に残っています。
そしてWAL footwear technologyの渡辺さんは、「足と健康」という視点から靴づくりをする、少し珍しい分野の作り手です。ドイツで整形靴を学び、見た目だけでなく歩きやすさや身体への負担まで考えて靴を設計しています。とても穏やかな方ですが、日本でも足の健康をもっと当たり前にしたいという強い意志を持って、ものづくりを続けています。
工房を卒業して、ここからそれぞれが自分の場所で、自分のやり方でものづくりを続けていきます。
浅草ものづくり工房は、作家が「育つ場所」であり、同時に「旅立っていく場所」でもあります。
またどこかで、それぞれの作るものに出会えることを楽しみにしています。
卒業おめでとうございます。これからのご活躍を、心から応援しています。
amenez-moi! (アムネ モア)
手縫いにより生まれた揺らぎのある線から温もりや癒しを感じて、日々の暮らしを楽しいものに!をコンセプトに『手仕事の暖かさや丁寧さ、暮らしに溶け込むこと』を大切にものづくりを行っています。
デザイナー:勅使河原由美子
公式IG:https://www.instagram.com/amenezmoi_bag/

手縫いによって生まれる揺らぎのある線や、手仕事ならではの温もりを大切にしながら、暮らしに寄り添うものづくりを続けているamenez-moi!。勅使河原さんは手縫いにこだわる職人気質の作り手でありながら、とても穏やかでやさしい空気をまとった方です。工房では自然と周囲を和ませてくれるムードメーカー的な存在でもありました。ファッションセンスも抜群で、生き方や佇まいそのものが作品に表れているような、そんな魅力を持った作り手です。
dito (ディート)
履き込むほどに美しさが増し、メンテナンスをしながら長く履き続けられる、世代を超えて受け継がれる靴づくりを目指すオーダーシューズのブランド。
デザイナー:増渕文也
公式IG:https://www.instagram.com/dito.tokyo/

履き込むほどに美しくなり、修理をしながら長く履き続けられる靴。そんな“一生モノの靴”を本気で作ろうとしているのがditoです。デザイナーの増渕さんは、一見とても真面目ですが、実はかなり面白い靴オタク気質の超職人。木型から製靴までを自らの手で行い、靴の構造や革の話を本当に楽しそうに話す姿がとても印象的でした。好きなことをとことん突き詰める人が作る靴の強さを感じます。
Tommelise (トーメリーサ)
彫金技術を基に、モデルとして培った感性と直感を融合させ、大人に似合う繊細で個性あるフラワージュエリーを制作するブランド。
デザイナー:田中妙佳
公式IG:https://www.instagram.com/tommelise_jewelry/
公式サイト:https://tommelise-jewelry.com

モデル、デザイナー、そして職人という少し珍しい経歴を持つ田中さん。どの肩書きよりも「作り手」という言葉がよく似合う人だと思います。いつも真剣に、どうしたらもっと良くなるかを考え、一生懸命手を動かし、新しい技術にも果敢に挑戦していく。その姿はとてもまっすぐで、華やかなジュエリーの奥にある地道な努力や時間まで想像したくなる、そんなものづくりをされる方です。
WAL footwear technology (ヴァルフットウエアテクノロジー)
ドイツ整形靴の技術を基に、足と健康を考えた靴やインソールを製作。医療とデザインの視点から、足元から暮らしを支える靴づくりを行っています。
デザイナー:渡辺健太
公式IG:https://www.instagram.com/wal.footwear.tech/
公式サイト:https://wal-footwear.tech/

足と健康から靴を考える、少し珍しいアプローチのブランドがWAL footwear technologyです。渡辺さんはドイツで整形靴を学んだ、いわば足の専門家。見た目のデザインだけでなく、歩きやすさや身体への負担まで含めて靴を設計しています。とても穏やかな方ですが、日本でも足の健康をもっと当たり前にしたいという強い意志を持って、ものづくりに向き合っています。
作る人がいて、使う人がいて、暮らしが少し豊かになる。
その始まりが、この場所から生まれていたら嬉しいです。
またどこかで、皆さんの仕事に出会えますように。
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