モノコボラム☆窓から隅田川が見える

◆「窓からローマが見える」は亡くなった版画家、池田満寿夫が撮った映画のタイトル。”窓からセーヌが見える”は詩人、ァポリネールの詩の一節だったか?

◆で、浅草ものづくり工房からは隅田川が見えます。各部屋の窓からはほんの少し、屋上からはめいっぱい、広々とした川と空。川の向こうには工事中のスカイツリーや桜橋、反対側には白髭橋。季節になれば、隅田公園の桜、隅田川の花火もばっちり見えるはず。なかなか良いところです。

◆ただ、難点はJRとか地下鉄の駅から遠いこと。橋場という地名も、浅草とか靴関係の人以外にはあまりなじみが無いかも。でも、これからは<浅草ものづくり工房>があります。お隣には産業研修センターと皮革産業資料館もあります。お仕事の合間に、お散歩のついでに、特にものづくり系の人は是非一度のぞきに来てください。

モノコボラム☆ファッションと夢

◆映画「ファッションが教えてくれること」はアメリカ版『ヴォーグ』の編集長、アナ・ウインターのシビアな仕事ぶりと生き方を描いたドキュメンタリー。パリやミラノのファッションショー、有名デザイナーの取材、モデル撮影風景、ニューヨークの街、セレブが集まるパーティ・・・・・きらびやかな世界が次から次へスクリーンに現れ興味津々、あるいは、ため息を誘う中で、ある編集者がつぶやいた言葉が印象に残りました。◆”ファッションは人々に夢を与えるモノ・・・・・”。その夢とは、幻想とかコマーシャリズムが提供する上辺だけのモノを意味するのではなく、着る人、見る人に喜びや元気を与え、生き方、暮らし方に刺激を与え、平和や愛の大切さを感じさせてくれるモノ、それがファッションの本質だからこそ、大きなエネルギーが注がれる価値がある、と。

◆これって不況、消費不振、価格競争、産業構造の転換等々で、すっかり夢も希望も自信も情熱も無くしてしまったかのような日本の業界が忘れてしまった言葉かも。でも、映画は若い女の子やカップルに支えられて、11月始めからヒットを続けています。

モノコボニュース★12月前半

初の施設見学グループ

12月5日、台東区の杉山光男区会議員が靴関係や地元の団体など約15人の方と共に、ものづくり工房の施設見学に来訪されました。産業振興、地域振興に意欲的な方が多く、機械室やミシン室、交流サロンに展示中の入居者の作品などを熱心に見学。また、入居者との懇談を通じて、新たな仕事への取り組みについて話が弾む場面があったり、予定をオーバーするあっという間の2時間でした。
 工房では、地域・産業の活性化に役立つ存在になることを目指し、今後とも、地域や地場産業のみなさんとの交流・連携を積極的に行っていきたいと考えています。

【写真】入居者ルームで懇談する見学のみなさん

デザビレ・マーケットに出店

12月18,19日、台東区小島のデザイナーズビレッジ内の小島アートプラザで開催される「ウインターマーケット・イン・台東デザイナービレッジ」に、浅草ものづくり工房からも3人のメンバーが参加することになりました。
 シーズン恒例となりつつあるこのイベントは、デザビレに入居するデザイナーの商品やサンプル品を販売する催しで、ワークショップや施設公開なども行われます。 (写真は09年5月のマーケット)
今 回も、アクセサリー、ジュエリー、和装雑貨、フィギュアなどバラエティにとんだ17組のファッション雑貨が展示販売されます。もの工房からは、紳士靴の瀧 浪孝君、メンズアクセサリーのゴルゴタ・有薗君、ハンドバッグのアスフォ・大房さんがそれぞれの商品を販売しますので、ご注目、できればお買い上げ協力、 よろしくお願いいたします。

WHITE.jpgウインターマーケット
開催日時:12月18日(金)午後3時~9時
          19日(土)午後1時~7時
開催場所:台東区小島2-9-10小島アートプラザ(デザイナーズビレッジ内)
       tel03-5809-2721

工房落成、式典挙行

11月27日、浅草ものづくり工房の落成式が行われました。式典には、台東区や東京都などの行政関係者、区議会議員、地場産業団体、報道関係者など約100人のみなさんが列席し、吉住弘台東区長や君塚裕史台東区議会副議長のごあいさつ、来賓の方々の祝辞のあと、インキュべーションマネージャーや工房に入居する9組13人が紹介され、新しく誕生した工房と入居者の発展を祈念して閉会となりました。

【写真】紹介される9組13人の入居者たち

DSC00091.JPGのサムネール画像 その後、参列のみなさんは、工房の各施設や併設する皮革産業資料館などを見学。入居者の作品が展示された交流サロンでは、並べられた靴やバッグ、アクセサリーなどを熱心にチェックしたり制作者の話に耳を傾けたりして、若い入居者達を祝福、激励されていました。

【写真】入居者の作品展示を見学する吉住台東区長(中央)

モノコボラム☆”0歳のパパ”のつぶやき

◆ 「僕は二歳、パパも二歳」といったような広告コピーを、街角で見かけました。人は、子供が生まれたから親になるのではなく、子供を育てることで親になって いく。何の広告かは忘れたけど、印象的でした。

◆先日、新米マネージャーとしては自らのスキルアップを図らなければならないので、インキュベーションマ ネージャーが集まる勉強会に参加してきました。様々な地域・分野の創業支援施設のマネージャーや行政関係の方が約20人。それぞれ各分野で活躍されている 方ばかりで、それが発言内容や話し方そのものにも現れていて圧倒されっぱなしでした。

◆ そして、気づかされたのは、浅草ものづくり工房はその在り方・内容などが、他の創業支援施設とはかなり異なるということ。カバーする産業分野、職人系、地 域・産業との密着度、運営のスタイル、そして入居者の現況など、すべてに独特、他とは違います。それだけに、工房の特徴を活かして、ユニークな人材をのび のびと育てていくにはどうしたら良いのか--。”0歳のパパ”としては、改めて身が引き締まる思いでした。

モノコボラム☆オープン宣言

も■モザイク画のように、様々な個性の若者がつどい、
の■伸び伸びと、それぞれの、ものづくりの夢をはぐくみ、
つ■付け焼き刃ではない技術・知識を身につけ、自立する。
く■苦境に負けず、得意に奢らず、”物心”を大切にして、
り■凛とした姿勢で、新たなものづくりビジネスの花を咲かせる。
こ■こつこつと築き上げられてきた地場産業の歴史と伝統を
う■受け継ぎ、連携し、あるいは革新して、未来を拓く。
ぼ■茫漠たる大海への船出とはいえ、新たな地平を目指して、
う■初々しくも力強く、12月1日、浅草ものづくり工房、誕生!

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